私の息子たちは、何回、使ったら元に戻すように言っても、片付けられません…
同じように、お子さんが片付けられないことで困っているという
親御さんもおらっしゃるのではないでしょうか?
ものをなくさないように、片付けるくふうをしても
片付けられなかったら、対策にならない!
今回は、そんな悩みを持っていらっしゃる親御さんへなぜ片付けができないのか、
その原因と対策をご紹介します! ぜひ最後までお読みください
発達障がいのあるお子さんの片付けが苦手な理由
発達障がおの中でも、注意欠如・多動症(ADHD)の子どもは、使ったものを元に戻したり、
片付ける事に対して苦手意識を持ちやすいと言われています
その理由を以下でご紹介します
注意散漫になりやすい
ADHDの多動性や衝動性とう特性から、出したことを忘れる
片付け始めても目に付いた漫画を読み始めてしまうなど、作業が続かないということがよくあります
先延ばし癖
目の前にやるべき事があっても、面倒くさいという思いが強く、
「ま、いっか」と後回しにしてしまう事がよくあります
また、興味があることがあると、それを優先させてしまいます
片付ける事やしまう事を先延ばしにすると、そのこと自体を忘れてしまうため、
あとで必要なものが見つからないなど悪循環になりがちです
段取りを組むのが苦手
優先順位を決めたり、段取りを組むのが苦手という特性があり、
どこから手をつけていいのか分からなかったり、計画的に行うことが苦手です
結局やり始めたものの、途中でやめてしまいかえってものが散乱してしまうということも
よくあります
空間認知能力の弱さ
発達障がいの子どものなかに、サイズや位置関係を把握する空間認知能力が弱い子もいます
物が散らかっていて片付けなければならないとはわかるのですが、
何をどこの収納に片付ければいいか分からないのです
例えば、目の前におもちゃがあったら、「ここのスペースに入れればいいな」と
空間を把握して片付けます
しかし、空間認知能力が弱い子は、大きさや位置を正確に捉えることが苦手な為、
どこに入れたらいいか思いつかなかったり、無理やり狭いところに入れるといったことがあり、
片付けが煩雑になりがちです
発達障がいの子どものお片付けサポート術
先ほどご紹介したように、発達障がいの特性で、お片付けが難しい場合、
視覚的な支援や適切な環境を整えてあげることが大切です
まず、大人と一緒に物を置く位置を決めます
収納場所を決めたら、収納ケースを用意し、 「学校で使うもの」「よく遊ぶおもちゃ」など
お子さんが目で見てすぐに分かるように分類別のマークやラベリングをする効果的です
決められた場所にものをしまう習慣がつけば、迷わず片付けられるようになります
さらに、お子さんの部屋に置くものを減らすとすっきりとした空間が生まれストレスが減ります
また散らかっても、物自体が少ないので片付けをする時に時間を短縮できますし、
自分の持ち物を把握しやすいので、収納ケースに分類する時も簡単に出来ます
まとめ
発達障がいの特性を考慮した、お片付けサポート術はおかわりいただけましたか?
親子で楽しみながら、お片付け方法を探していけると良いですね
お子さんの特性への理解を深めたい、特性へのアプローチ方法を見つけたいという方は、
ばらの公式LINEよりご相談ください
それではまた、お会いしましょう!
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