発達障がいとは?

公園や保育園などで様子を見てると、
なんだかちょっとうちの子、特徴的かも…もしかして、発達障がいかな?

そんなふうに感じたことはありませんか?

今回は、発達障がいの主な特徴やその背景についてご紹介します
なんとなく心配でけどよくわからないと言う方は、ぜひ最後までお読みください

発達障がいとは

「生まれつきの脳の働きの偏り」により日常生活に支障が出ている状態のこといいます

その中に、以下のような種類があります

  • 注意欠如多動症(ADHD)
  • 自閉症スペクトラム症(ASD)
  • 限局性学習症(LD)
  • 知的発達症 など

最近では、DCD(発達性協調運動症)という、
「不器用」「運動が苦手」と言われるものも含まれるなど種類が増えているので
全てを理解するのはとても難しいです

そして、「ASDとADHD」「ASDと学習障害」など、
一人のなかに複数の発達障がいが重なり合っていることがあります

「うちの子、書いてあるASDにぴったり当てはまらない」ということがおこるのは
併発している可能性もあるからです

また、発達障害とまではいえないけれど、それに近い特性があるという子も多くいます
このように、診断がつくかどうかの境界に近い状態を「グレーゾーン」ということもあります

同じように「ASDとADHD」を持つ2人でも、
どちらのどの特性が強く出ているのかでサポートの方法も違ってきます

しかし、その特性や特徴自体は
作業を1つ1つ丁寧にできたり、物事を正確に理解しようとしたり、
興味のあることを詳しく、膨大な知識を記憶できたりと強みの場合も少なくありません

注意が必要なのは、得意なことと苦手なこととの差が大きいために、
本人や周りの方が混乱したり、困ったりしてしまう場合です

発達障害の種類と特徴

先ほどあげた4つの発達障がいが特に注目されやすいもので
耳にされたことがある方も多いのではないでしょうか?

お子さんがどの発達障がいにあてはまるか、あるいはあてはまらないのかを知るためには、
医師の診断が必要です

それぞれの障害の特性には、

  • 対人関係やコミュニケーションの困難さ
  • 読み書きや計算といった特定の分野に関する理解および習得の困難さ
  • 注意集中の困難さ
  • 運動や手先の不器用さ などがあります

同じ診断名がついても、特徴が同じとは限りません
1人1人の特徴を丁寧に理解することが、とても大切です

大人になってから発達障がいになる?

近年、「大人の発達障害」という言葉を目にする機会が増えましたが
「大人になってから急に発達障害になった」ということとは違います

実際には、今まではあまりであまり困らなかった発達障害の特徴が、
社会に出てから目立つようになり、
困って受診したら診断を受けたという実態と言われています

「部下をもって指示をだす立場になり混乱することが増え、ミスが多くなった」
「相手にあわせて行動することや暗黙のルールを察することが求められることが増えた」など
環境や状況の変化が、発達障がいの特徴が現れるきっかけとなることがあるようです

早い段階で、得意なことや苦手なことを把握して、
お子さんに合った支援や教育を受けることで、将来の学習や社会生活における困難を
最小限に抑えることができます

まとめ

発達障がいの主な種類や特徴ついてご紹介しました

社会にでてから生きづらさが強くなり診断されることもあり、診断名にとらわれ過ぎす、
お子さんの行動や困りごとをしっかり観察して理解することが大切です

お子さんの様子が気になる場合には、
まずは医師や地域の保健センター、子育て支援センター、
あるいは発達障害者支援センターや児童発達支援センターなどの機関に相談してみるとよいでしょう

いきなり専門機関に相談するのは緊張すると言う方は、
ばらの公式LINEよりご相談ください

それではまた、お会いしましょう

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