子どもの行動の理解と望ましい行動を増やすコツ!

みなさんは、

子どもとのかかわり方で

悩むことはありますか?



子育て中のママは、日々考えながら、

子どもと接していると思います。



子どもとの関わり方を考えたり、

工夫したりする際に大切なことは、



子どもの「行動」に焦点を当てることです



子どもの行動に焦点を当てることで、



子どものできること、

難しいことなどを正確に理解し、

変化をキャッチすることができます。



また、子どもが

望ましくない行動をした時に、

「自分の子どもが許せない」ではなく、


「自分の子どもはかわいいけど、

この行動は望ましくない」

考えることができます。



このように、

目で見ることが難しい心の内面ではなく、



目に見える行動をみていくことで、

関わり方のヒントがわかってきます。



子どもの行動を理解したい方は、

ぜひ最後までお読みください。

子どもの行動への考え方

子どもとの関わりに悩んだ際に、

行動に焦点をあてて考えてみると、

  • 動画を何時間もみ続けてやめられない
  • 食事のときに椅子から立ち上がる
  • 気に入らないことがあると
    叩くなどの暴力をふるう など

望ましくない行動に

目がいってしまうこともあると思います。



しかし、望ましくない行動をなくそう、

減らそうと思っても、



必ずしも望ましい行動が増えるとは

限りません。



「〇〇してはダメ!」と言われても、

「じゃあどうすればよいの?」



わからないままになっている

子どももいいます。



そのため「望ましい行動を増やしていく」

という考え方が大切になります。



たとえば、いつまでもテレビや

動画を見てしまう子どもがいるとします。



そのようなときに、

「テレビをみない」ではなく、



「テレビをみる以外の時間を増やす」

考えます。



以下のような、

テレビを見る代わりの行動を促します。

  • 洗濯物を畳む
  • ペットに餌を与えるなどの
    お手伝いをしてもらう
  • お絵描きをする
  • 本を読む 

望ましい行動をしている時間を

増やすような声掛けを行うことが重要です。

望ましい行動を増やすために

子どもの望ましい行動を増やすためには、

「ほめる」ことが大切となります。



ママにほめられることは、

子どもにとって嬉しいことです。



そのため、子どもは、

ほめられた行動を繰り返したり、



自分のことを

見てくれていると思うことができます。



また、たくさんほめることで、

ママも気持ちよく

子どもと関わることができると思います。



先ほどの例で挙げた、

「テレビをみる以外の時間を増やしたい」

というときには、


手伝ってくれたり

本を読んだりしているときに

ほめる、という方法がおすすめです。



また、どうすればよいかを伝えることも、

有効です。



静かにしているときの時間を増やしたい、

というときには、



「本を読む」

「手遊びを一緒にする」など



「これをして静かにしよう」と

伝えることで、



何をすればよいかが明確になり、

静かにする時間を増やすことができる

可能性があります。

子どもの望ましい行動を増やす3つのテクニック

最後に、子どもと気持ちよくかかわる

テクニックを、3つご紹介します。

テクニック1:スモールステップ

スモールステップは、

耳にされたり、取り入れていしゃる方も

多いのではないでしょうか?


目標を細かく分けて、

少しずつ

習得できるようにする方法のことです。



この方法は、

子どもにとって目標達成が難しくて、

時間がかかる場合に有効です。



たとえば、「ごはんを食べる」という

行動を大きな目標とした際、

①片手でスプーンを持つ
②もう一方の手で茶碗を押さえる
③スプーンでごはんをすくう
④ごはんの乗ったスプーンを
 口元までもっていく
⑤スプーンを口に入れる
⑥ごはんを噛む
⑦ごはんを飲み込む

といったように

行動を細かく分析することができます。


この細かくした行動のステップが、

ごはんを食べることの

スモールステップとなります。



このように、細かく行動を分けることで、

どこにつまずいているのかが理解できます。



また、細かい行動ごとにほめることで、



子どもは、自己肯定感を

得やすくなるでしょう。

テクニック2:プロンプト

望ましい行動を引き出すために、

子どものできないことを

手助け・援助することを



プロンプトといいます。



子どもが失敗して落ち込んでしまう前に、

大人が上手にプロンプトをすることで、



成功体験を積み重ね、

自信につながっていきます



プロンプトは3種類あります

  • 言語的なプロンプト…言葉で説明
  • 身体的なプロンプト…体を支えて介助
  • 視覚的なプロンプト…お手本を見せる
    指さし、絵カード、図で示す



どのようなプロンプトが必要になるのかは、

子どもの発達段階や特性によって、

個人差があります。



子どもに合わせてプロンプトを出すことを

意識し、最終的には

自分でできるようになるために、



子どもの様子を見ながら



プロンプトを

少しずつなくしていきましょう。

テクニック3:指示の出し方

まずは、子どもの注意を引いてから、

指示を出すようにしましょう。



子どもの視線や注意が

他のことに向いている場合に

指示を出しても、



気がつかない、聞き逃す、

理解できないなどのことがあります。



そのため、名前を呼んだり、

肩を叩いたりして、注意を引きましょう。



また、短くわかりやすい指示

出すこともおすすめです。



「手を洗ってからうがいをして

椅子に座ってね」などと、



一度にたくさんの行動を

指示してしまうと、



混乱してしまったり、

聞き逃してしまうことがあります。



そのため、「手を洗ってね」

「うがいをしてね」など、


指示を出した行動が終わってから、

ひとつずつ、指示を出すようにしましょう。

まとめ

子どもへの行動の理解と対応のヒントは、

見つかりましたか?



子どもと楽しくかかわるためには、

行動に着目し、子どもの喜ぶ方法で

ほめてあげましょう。



また、子どものことを考えている



ご自身のことも、

忘れずにほめてあげましょうね。



子どもの特性への理解を深めたい、

特性へのアプローチ方法を

見つけたいという方は、



ばらの公式LINEよりご相談ください。

それではまた、お会いしましょう!

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